| 琴川ダムは、その源を秩父山地に属する奧千丈岳、剣ノ峰など2000メートル級の山々に発し、山梨県山梨市牧丘町を流れ、笛吹川に合流する一級河川琴川に建設された多目的ダムです。琴川及び笛吹川流域の水害防除、琴川沿川の既得用水の安定化及び河川環境の保全等のための流量の確保、峡東地域への新規水道用水の供給及び発電を目的としています。琴川ダムは、高さ64メートル、堤頂長262メートルの重力式コンクリートダムで、現在国内に建設されている多目的ダムの中では最も高い標高に位置しています。ダム建設は、昭和51年度からボーリング調査、地下水調査、流量調査、水質調査にはじまり、平成4年度の国の建設事業採択、平成5年度から7年度にかけてダム詳細設計の実施を経て、平成9年度からは工事用道路工事、平成13年度から本体工事に着手しました。 また、平成8年3月22日に知事と地権者会との間で、『琴川ダムの建設に伴う協定書』の調印が行われ、水没する民有地約4ヘクタールの補償契約をしました。多くの人々の理解と協力のもと、琴川ダムは、平成20年3月完成を目指して建設を進めています。 琴川ダム周辺は、国師岳や金峰山などの美しい山並みの眺望や柳平地区ののどかな風景など、豊かな自然に囲まれています。また、周辺の野山には、ヤナギランやレンゲツツジなどの美しい山野草が自生しています。琴川ダムでは、この豊かで恵まれた自然環境を活かしながら、多くの人がこの自然とふれあい、風景を楽しみ、水と親しむことのできる場つくり(周辺整備)もあわせて行っています。 資料提供:東京電力 |